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ようこそ,弁護士 斎藤美淳のブログへ

日々思ったこと,皆様のお役にたてる情報などを書いていきたいと思います。



「民事裁判実務の留意点」を読書中にて,気になるところメモ(2)

付郵便送達等について

 

相手方への通常送達が不能な場合,裁判所へ付郵便送達の上申等を行うことがあります。

その際,調査報告書を添付します。

同調査の目的は,相手方が,当方が主張する住所地に居住していることを裏付けることです。

 

そのため,調査事項としては,

ガスメーター等(複数回で,メーターの変動の確認)

表札

新聞の取得状況

郵便物の状況

近隣住民からの聴き取り等

がメインになってきます。

 

私も,何度か報告書の作成を行ったことがありますが,相手方に知られず,かつ,所在の正確性を確保するべく,気をつかう作業でした。



「民事裁判実務の留意点」を読書中にて,気になるところメモ(1)

認否の仕方

 

答弁書等の認否において,

「概ね認める」

「強く否認する」

といった表現の認否をされることがありました。

 

裁判所側としては,判断に迷うこともあり,また,中途半端に擬制自白を招く恐れもあるとのことです。

確かに,そうです。

やはり,認否は正確さが大事です。



車両損害について

判例タイムズ1392号

車両損害をめぐる諸問題(上)

1 車両時価額の算定

  新しい車両,古い車両,納車直後等に分けて検討されており,概観できる。

2 修理費用について

  ①修理と交換

  ②塗装の範囲

  ③改造車の場合

   ア 修理

     特別損害?過失相殺の法理による減額?―

   イ 交換価値の問題

 

等に分けて検討されている。

 

いずれも,コンパクトにまとめてあり有益でした。



時効中断事由

ちょっと気になったので,調べた結果を書き留めておきます。

 

「催告」

裁判外の催告の場合,同催告より6か月以内に,裁判上の請求を行う必要があります。

では,その6か月の起算点は?

→ 時効期間満了日前の,一番最近の催告日を基準とすればよい・・・

 

なお,最高裁判例の中に,催告に対して,「相手方が請求権の存否について調査のため猶予を求めていた場合,・・・6か月の期間は,(相手方からの)回答があるまでは進行しない」とされております(最高昭和43年2月9日第2小法廷判決)。

 

催告は繰り返せばよいものではない,とは良く言われることです。

あとは,しっかり証拠保全をしておきましょう。



刑事事件

裁判例を読むと,情況証拠からの認定が行われることが目に留まるようになりました(今まで,見落としていただけかも知れませんが・・・)。

そして,同判断の中で,判断のポイントになっているのかなという表現が・・・

ということで,最高裁の事例を読み返してみた次第です。

 

以下が,同裁判の有名なところです。

「刑事裁判における有罪の認定に当たっては,合理的な疑いを差し挟む余地のない程度の立証が必要であるところ,情況証拠によって事実認定をすべき場合であっても,直接証拠によって事実認定をする場合と比べて立証の程度に差があるわけではないが,直接証拠がないのであるから,情況証拠によって認められる間接事実中に,被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない(あるいは,少なくとも説明が極めて困難である)事実関係が含まれていることを要するものというべきである。」(平成22年4月27日最高裁判決)



信楽焼

帰省途中の新名神から見かける度,いつかは行きたいと思いつつ,なかなか行けないままでしたが,近くを通ることになったので,観光してきました。

 

たぬ木,たぬき,ですごかったです。

ここまで,町としてアピールに成功すればすごいですね。

 

狸には,八相縁起が込められているそうです。

(詳細はhttp://www.e-shigaraki.org/knowledge/まで。)

 

たぬきに目を取られて,肝心の信楽焼の窯等は見れませんでした・・・。

信楽焼.jpg



多賀神社

にお参りに行ってきました。

境内に向かうと,まず,「そり橋」に出迎えられます。

 

雨の日だったので,足元がつるつるし,ヒヤヒヤしながら渡りました。


そり橋.jpg

 

多賀の名物は,境内にある「寿命そば」と「糸切餅」

 

糸切餅には「なるほど」な由来もあるそうで,観光協会のHPをご参考ください。

→ http://www.taga-kankou.com/kanko/5/index.htm

   http://www.tagataisya.or.jp/



近江商人屋敷

東近江市に立ち寄った際に,近くの屋敷等を見ながら散歩しました。

 

(観光案内はhttp://www.biwako-visitors.jp/shigatatemono/rekishi/index.htmlです。)

 

昔の風情が維持されており(管理は大変そうですね),非常によかったです。

水路もあり,綺麗な鯉がゆったり泳いでいました。

 

「舟板塀」が有名で,舟に利用されていた板が,水にも強いということで,そのまま屋敷等の壁に利用されています(ただ,琵琶湖からも遠く,相当裕福な方でないと,そこまでの費用をかけて作ることはできなかったとのことです。)



事務所サイト

津駅法律事務所のサイトができました。

こちらです。

ぜひ,覗いてみてください。



固定資産税

「固定資産税を見直しましょう」と題する研修に参加してきました。

固定資産税については,特に疑問を抱くこともなく納付をしている方が多いかと思いますが,近年,過大徴収等があったとして,ニュースになったこともありました。

 

固定資産税にも,当然,計算根拠があるわけで,今回の研修でも,同根拠にしたがって適切な課税がなされているか見直しをすべき点があるのでは・・・との問題提起がなされていました。

 

お隣の県の名古屋市には,「名古屋市土地評価事務取扱要領」というものがあり,土地評価の方法が詳しく記載されています。

こんな補正の方法もあるんだ,と目を見張るものもあります。

 

相続等においても,固定資産評価額が問題になることはありますので,一度,じっくり検討してみないとと思った研修でした。



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